グループホームを選ぶ際のポイント

認知症(痴呆)の方は、環境の変化には、特に敏感です。
ですから、グループホームを選ぶ際には、実際に施設に行ってみて、施設や介護職員、入居者の雰囲気や表情を確認してみることが大切です。
グループホームを選ぶ時のチェックポイントを以下に示します。
・グループホームの入居者や職員の表情は、生き生きしているか
・費用負担は可能な範囲か
・お年寄りが楽しめそうな雰囲気のグループホームか
出入り口に鍵をかけたり、細かな禁止事項が貼り出されていたりせず、自由な雰囲気は保たれていますか。
・グループホームの具体的な退去条件はどうなっているか
入居する時よりも、要介護度が高くなっても、そのグループホームに引き続き入居できますか。
・グループホームに協力医療機関はあるか
緊急時や、平常時の医療対応はどうなっていますか。
・家族が行きやすい立地か
・家族との面会は自由か
・就寝時に睡眠薬を常用するなど、薬に頼りすぎていないか
・入居一時金や、その返還の有無はどうなっているか

認知症とグループホーム

認知症の方の介護施設としてグループホームというのがあります。
「認知症」とは、正常であった脳の知的な働きが、後天的な(生まれてからしばらくたってから起きた)いろいろな病気によって、持続的に低下した状態のことです。 認知症のお年寄りは、症状が進むにつれて、1人で日常生活を送れない場合もあり、家族をはじめ、まわりの人の心温まる介護が必要となってきます。
その介護施設として登場したのがグループホームなのですね。
グループホーム(group home)では、病気や障害などで生活スキルの欠如がある人たちが専門スタッフ等の援助を受けながら小人数で一般の住宅で地域社会に溶け込みながら生活する社会的介護の形態のことです。グループホームは元々ヨーロッパから始まった、障害者解放運動、ノーマライゼーションの一環で、精神障害者、知的障害者を社会的な隔離施設から解放しようとする脱施設の動向が、認知症の方、患者、高齢者、要養護の児童にも拡大されて、広く浸透してきたものです。

認知症高齢者とグループホーム

現在はグループホームは認知症対応型である認知症高齢者グループホームを指すことも多いが、他にもさまざまな障害に対応したタイプのものがある。認知症高齢者グループホームは、老人ホーム等の福祉施設というよりも家というほうが適切である。認知症高齢者型グループホームは、日本では介護保険上でも住宅とみなされており、そこで提供されるサービスを、在宅サービスに位置付けている。
最も典型的なタイプとしては、施設ではなく住宅であることを重視し、擬似家族的あるいは里親的に生活を送るグループホームがある。介護援助サービス企業(コムスンなど)が設けたもの、障害者グループが自ら自立生活を目指して共同生活に踏み切り、ボランティアを募ってその人たちの援助で生活するものもある。

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